営業開拓ツール:iPhoneからのアプローチをもっと素早く送る方法

2020年5月21日

営業開拓ツールは、調査や会話の管理、アプローチの継続に役立ちます。ですが、iPhoneやiPadから実際にメッセージを送る場面では、いちばん時間がかかるのはもっと単純なことが多いものです。同じような文面を何度も入力することです。

毎週のようにコールドメール、LinkedInの接続メモ、イベント後のフォローアップ、紹介のお願い、やんわりしたリマインドを送っているなら、もうパターンは見えているはずです。構成の大半はほぼ同じで、変わるのは相手の名前、会社名、商品やサービス、文脈、次のアクションくらいです。だからこそ、営業開拓はスマホのスニペットキーボードと相性がいいのです。

営業開拓ツールが役立つこと — それでもアプローチ作成に時間がかかる場面

多くの営業開拓には、2つの要素があります。

1つ目は、誰にいつ連絡するかを見極めること。2つ目は、実際に文面を書くことです。最初のひと言、フォローアップ、「お会いできてよかったです」という短いお礼、紹介依頼、日程調整のメッセージ、そして数日後に送る軽い追伸などです。

時間が消えていきやすいのは、この2つ目の部分です。

言いたいことが決まっていても、スマホでゼロから書くのは遅くなりがちです。メール、ダイレクトメッセージ、テキスト、SNSアプリで、同じ構成を何度も繰り返すことになります。毎回少し言い回しを変えるとしても、メッセージの骨組みはほとんど同じです。

移動中の営業開拓では — 会議の合間、イベント後、タクシーの中、コーヒー待ちの列など — 入力の手間を減らすことが大切です。速く書ければ、会話の記憶が新しいうちにフォローアップできます。

繰り返し使う営業開拓メッセージがiPhoneのスニペットキーボードにぴったりな理由

多くのアプローチメッセージは、実質的にはテンプレートです。

最初の接触用に1つ、通話後の振り返り用に1つ、返信がない相手向けのやわらかい追伸用に1つ、というように使い分けているかもしれません。毎回打ち直す代わりに、それらをスニペットとして保存しておけば、どのアプリでもカスタムキーボードから挿入できます。

すると、作業の流れはこう変わります。

  • 保存したメッセージをタップ
  • 個別情報だけ編集
  • 送信

特に効果的なのは、文面の構成は安定していて、一部だけ差し替えるメッセージです。たとえば次のような項目です。

  • 名前
  • 会社名
  • 商品やサービス
  • 見つけたきっかけ
  • 提案する次のアクション
  • 日付やタイミング

空白の入力欄を前に悩む代わりに、反応のよかった文面を土台にして、本当に必要な部分だけを調整できます。

スニペットとして保存したい営業開拓メッセージ5選

ここでは、スマホでの実際の営業開拓に役立つスニペット例を5つ紹介します。

1. 初回アプローチの書き出し

短くして、個別化しやすくしておくのがポイントです。

例:

こんにちは、[Name]さん。[Company]を拝見し、[specific detail]が印象に残りました。私は[type of customer]向けに[problem/result]を支援しています。ご関心に合うかもしれないと思い、ご連絡しました。

これなら機械的に見えず、繰り返し使える型になります。送る前に加えるべき個別要素もはっきりしています。

2. LinkedInの接続メモ

接続リクエストは文字数に余裕がないので、短い文面を用意しておくと便利です。

例:

こんにちは、[Name]さん。[topic]についての発信を興味深く拝見しました。私は[audience/type of client]向けに[outcome]を支援しています。ぜひつながれたらと思いました。

短く、丁寧で、iPhoneからでも調整しやすい形です。

3. イベント後のフォローアップ

これは特に保存しておく価値の高いスニペットです。タイミングが重要だからです。時間が空くと、会話の印象が薄れてしまいます。

例:

本日は[event]でお話しできてよかったです。[topic]についてのお話、興味深く伺いました。お伝えしたとおり、私は[type of customer]向けに[problem/result]を支援しています。必要であれば、[their company or situation]に合わせたアイデアをいくつかお送りします。

会場を出ながら送ることもできます。

4. 紹介のお願い

紹介依頼は考えすぎて後回しになりがちです。保存済みの文面があると、ぐっと送りやすくなります。

例:

こんにちは、[Name]さん。ひとつお伺いしたいのですが、[type of company/industry]で[problem]に向き合っている方をご存じないでしょうか。もし思い当たる方がいれば、ご紹介いただけるととても助かります。

シンプルで、相手にも負担を感じさせにくい文面です。

5. 丁寧なリマインドメッセージ

フォローアップは大切ですが、同じような追伸を何度も書くのは面倒です。

例:

こんにちは、[Name]さん。埋もれてしまっていたらと思い、再度お送りします。今がタイミングでなければそのままで大丈夫ですが、[topic]についてお話しされたい場合はぜひお知らせください。

こうしたやわらかいフォローアップは、メール、DM、テキストのどれでも使いやすいです。

LinkedIn、メール、テキスト、イベント後フォローで保存済み返信を使う方法

チャネルごとに少しトーンは変わりますが、伝える核は変わりません。

メールなら、背景説明を1行足した少し長めの文面が向いているかもしれません。

LinkedInなら、もっと短く、会話に近い感じにすると自然です。

通話後や留守電の後に送るテキストなら、さらに短くできます。

こんにちは、[Name]さん。先ほどはつながれず失礼しました。[topic]の件でご連絡しています。こちらで詳細をお送りすることもできますし、別の時間を調整することも可能です。

InstagramやほかのSNSメッセージでも考え方は同じです。短く、明確で、相手に関係があると感じられる程度には個別性を持たせることです。

大事なのは、どこでも同じ文章を送ることではありません。キーボード上に、使える出発点をいくつか持っておくことです。ゼロから書き始めなくてよくなり、近い文面をタップして詳細だけ更新すれば、遅れた連絡ではなく、タイミングの合ったメッセージを送れます。

営業開拓スニペットは段階ごとに整理する:初回接触、フォローアップ、紹介依頼、日程調整

保存文が大量に並んでいるより、小さく整理されたライブラリのほうが使いやすいです。

実用的なのは、アプローチの段階ごとにスニペットを分ける方法です。

  • 初回接触 — コールドアプローチの書き出し、接続メモ、紹介メッセージ
  • フォローアップ — リマインド、返信なしの確認、通話後の振り返り
  • 紹介依頼 — 紹介のお願い、「どなたにご連絡すべきでしょうか?」の文面
  • 日程調整 — ミーティング招待の文面、再調整メッセージ、空き時間の連絡
  • イベント — イベント後フォロー、ウェビナー後フォロー、「お会いできてよかったです」メモ

こうしておくと、よく使うメッセージにすぐ手が届きます。実際によく使う文面も見えてくるので、時間がたつほど、弱いものを減らして返信につながるスニペットを残せます。

おすすめは、各場面につき2〜3パターンを保存することです。10個もあると、逆に選ぶのに時間がかかります。実証済みの候補が少しあれば、たいていは十分です。

スマホでのフォローアップ日程にはmagic variablesを使う

日程調整メッセージは、magic variablesで時短しやすい場面のひとつです。

将来の日付を入れたフォローアップをよく送るなら、そのたびに日付を手で直す代わりに、動的プレースホルダーを使えます。

たとえば:

もしご返信がなければ、%%DATE +3D%%にあらためてご連絡します。

または:

よろしければ、%%DATE +1D%%までにいくつかアイデアをお送りします。

これなら、スニペットを挿入したときに日付が自動で更新されます。小さな違いですが、スマホではそのひと手間が確実に減ります。

イベント後のアプローチにも便利です。

本日はありがとうございました。%%DATE +1D%%までにメモをお送りします。

日程調整なら、こんな使い方もできます。

%%DATE +2D%%以降でしたら空いています。ご都合のよい時間があればぜひ。

動的な日付を使うと、余計な修正をしなくても、常に現在に合ったアプローチを保てます。

iPhoneやiPadでシンプルな個人用営業開拓ライブラリを作る

便利に使うために、大がかりな仕組みは必要ありません。まずは、すでにいちばんよく送っているメッセージから始めれば十分です。

最初の形としては、たとえば次のような構成で始められます。

  • 初回アプローチ 2件
  • LinkedInメモ 2件
  • フォローアップのリマインド 2件
  • 紹介依頼 1件
  • イベント後フォロー 2件
  • 日付変数入りの日程調整メッセージ 2件
  • 留守電や不在着信後のテキスト 1件

すでにうまくいった実際のメッセージを使うのがおすすめです。少し整えて再利用しやすくし、個別化が必要な箇所をわかりやすく残しておきます。あとは使いながら少しずつ磨いていけば十分です。

目指すのは、個別化をやめることではありません。無駄な入力を減らすことです。相手を理解していると伝わる具体的な情報は、もちろん自分で加えます。ただ、毎回同じ骨組みをスマホのキーボードで組み立て直す必要がなくなるのです。

営業開拓の多くをスマホで行っているなら、Text Expander – Text Shortcuts & Custom Keyboardを使えば、毎回打ち直す代わりに保存済みの営業メッセージをタップして挿入できます:https://apps.apple.com/sa/app/text-expander-keyboard/id6743344539